的外れな慰めなんて

久方ぶりの更新です。
また理屈っぽいようなそうじゃないようなことを、続きにて。

ここ数年の私の夢は専業主婦で、
もうじきそれが叶いそうな環境にある訳なんですが。

周りには同じように思ってる人が割といなくて、
自分は間違ってるのかなぁ、
専業主婦になりたいんじゃなくて社会で働くことから逃げてるだけなんじゃないのかなぁ、
と悩む気持ちもずっとあります。

私が専業主婦になりたいと思う理由って何だろう？
何か理屈的に、客観的に納得できる理由があれば、
不安な気持ちもちょっとは軽くなるのにと思っていました。

で、ちょっとそれっぽいことを思いつきました。

主婦になっても仕事を続けていきたいと思っている友人だって、
なんの楽しみが無くても仕事していたい！と思っている訳ではないと思うんです。
つまり、仕事していく上での楽しみがある。
仕事の楽しみって何かと言えば、
自分のためにがんばること、会社のためにがんばること、社会のためにがんばること、
そのどれかだと思うんです。

私、そのどれもできないし、楽しいと心の底からは思えないのです。たぶん。

今まで一度も自分のためにきちんとがんばったことがないし、
会社や社会のためなんて高尚な気持ちになったこともほとんどないし、

じゃあ何のためにがんばることが私の楽しみになるって言うんだ？
って考えてみたら、
家族とか、仲良しの友達とか、本当にごくわずかな周りの人なんじゃないかって、
思い至ったのです。

そしてそういう存在のためにこそがんばるのって、
やっぱり専業主婦じゃないですか？

専業主婦の社会的価値？
そんなん分からないし、恐らく論じる意味も無いんじゃないかと。
専業主婦の大変さ？
そんなん分からないし、恐らく計り知れないんじゃないかと。

それでも私の中に確かに、憧れる気持ちがある。
だったらとりあえずやってみればいいんじゃないか？
転職するのと同じだと思って、期待を持って飛び込んでみればいいんじゃないか？

新しい場所で私に何ができるのかも、
私がどんな風になっていくのかも、
不安ですが楽しみでもあるのです。

同世代の仲間がほしいな、というちょっとした期待も持ちつつ。
とりあえず今は残りのOL生活をやりきりたいと思います。
（そしてちょっとお料理とかを学ばないといけないなと思います。思うだけ。）